メールを暗号化して送信するには,メールを書いた後に
C-c C-eでPGP暗号化し,C-c C-cで送信します。
動作の流れとしては,まずPGPはランダムに発生させたパスフレーズを
用いて本文を暗号化します(1)。この時に使われるのはIDEAと呼ばれる
共有鍵暗号のアルゴリズムです。
そしてこのランダムなパスフレーズを
相手の公開鍵を用いて暗号化します(2)。ここで使われるのは
RSAと呼ばれる公開鍵暗号の
アルゴリズムです。
最後に(1)と(2)をくっつけて送信します。
一方メールを受けとった方では,まず受信者用に暗号化された
(2)の部分を受信者自身の秘密鍵を使って復号化します。(RSA)
この時,自分で秘密鍵,公開鍵を作成した時に入力したパスフレーズを
入力する必要があります。
復号に成功すると,ランダムなパスフレーズが復号されることになります。
最後に取り出されたランダムなパスフレーズを使って(1)の部分を
復号化します。(IDEA)
復号に成功すると,メール本文が復号されます。
受信者の公開鍵で暗号化する必要があるため,
複数回の暗号化作業をしなくてはいけません。
動作速度のおそいRSAで長いメールの本文を直接暗号化して
個別に送信する(そんなことすると送る人によって
内容が変わってきますし)よりも,動作の高速なIDEAで一旦
本文を暗号化し,短いIDEAの共通鍵だけをRSAで暗号化して
添付させたほうがよいからです。
(ただしこの鍵は個人別に複数ついてしまいます。)
よくメールをやりとりする人であれば急いで(相手の公開鍵を
入手し/自分の公開鍵を登録してもらい)ましょう。^^