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山中 宏二 研究室 名古屋大学 環境医学研究所 病態神経科学分野

Department of Neuroscience and Pathobiology, RIEM, Nagoya University

研究室紹介(2017)

当研究室は2013年にスタートしました。
運動神経を傷害する神経変性疾患ALSの病態解明を通じて治療法開発を目指しています。

研究紹介(TRIF-ALS-Astrocyte)

2018年4月 / 自然免疫TRIFシグナルが、異常化したグリア細胞を取り除き、神経保護機能を持つことを発見しました。 (Komine et al. Cell Death Diff)

集合写真

2018年4月 / 新メンバーが加わり、2018年度の研究活動がスタートしました。

研究紹介(CysC)

2018年1月 / シスタチンCの脳室内投与が、ALSモデルマウスの病態を改善することを発見しました。 (Watanabe et al. J Neurochem)

優秀賞受賞

2017年11月 / 西野君が「名古屋大学 医学部 学生優秀研究賞」を受賞しました。

市民公開講座

2017年10月 / 環境医学研究所 市民公開講座 2017「神経難病の克服に向けて」を開催しました。多数の御参加ありがとうございました。

大学院生(修士課程、博士課程)を募集しています。 研究内容など、遠慮なくメールアドレスまでお問い合わせ下さい。 なお、大学院の詳しい募集要項については以下をご参照下さい。

学部学生や研究生など、様々なかたちで研究活動に参加することが可能です。研究員、技術補佐員も不定期に募集しています。 研究内容に興味を持たれた方は、随時、上記アドレスまで御連絡下さい。

新着情報

2018/6/6

日刊工業新聞誌上で当研究室の成果が紹介されました( 新聞発表等 )。

2018/5/17

平成29年度 基礎医学セミナー発表会で、稲見君 が 優秀賞 を受賞しました。

2018/4/6

研究成果を Cell Death & Differentiation 誌上において発表しました。

研究紹介(TRIF-ALS)

本研究により、生来備わっている感染防御機構である自然免疫反応の重要な分子の一つであるTRIFが、病原体の感染時のみならず、ALSの病態にも関与していることが初めて明らかとなりました。 また、TRIF分子の活性化は、運動神経にとって有害となった異常なアストロサイトの自己細胞死を促すことで、神経保護機能を果たしていることが判明しました。 本研究成果は、自然免疫分子TRIFの機能を活性化することによって異常アストロサイトを取り除く新たな治療法の開発につながることが期待されます。

Open Access
Komine O, Yamashita H, Fujimori-Tonou N, Koike M, Jin S, Moriwaki Y, Endo F, Watanabe S, Uematsu S, Akira S, Uchiyama Y, Takahashi R, Misawa H, Yamanaka K
外部リンク Innate immune adaptor TRIF deficiency accelerates disease progression of ALS mice with accumulation of aberrantly activated astrocytes.
Cell Death & Differentiation in press doi:10.1038/s41418-018-0098-3.

PDFファイル 名古屋大学によるプレスリリース

2018/4/6

新年度にあたり、祖父江 顕 助教が着任し、大岩 康太郎 君が博士課程学生として新たにメンバーに加わりました。
また、2018年度 科学研究費助成事業(科研費)が、以下の通りに採択されました。

山中: 基盤研究B (新規)
山中: 新学術領域研究(オルガネラ・ゾーン)(新規)

小峯: 若手研究B(継続)
渡邊: 若手研究A(継続)

2018/4/6

中枢神経系における炎症と運動ニューロン病の関係を解説した、以下の総説を発表しました。

Endo F, Komine O, Yamanaka K
外部リンク Neuroinflammation in motor neuron disease.
Clinical and Experimental Neuroimmunology 7: 126-138 (2016).

2018/1/12

ALSにおけるアストロサイトの役割に関する総説を Neuroscience Research 誌上において発表しました。

Open Access
Yamanaka K, Komine O
外部リンク The multi-dimensional roles of astrocytes in ALS.
Neuroscience Research 126: 31-38, 2018.

また、以下2編の共同研究成果を論文として発表しました。

Watanabe-Matsumoto S, Moriwaki Y, Okuda T, Ohara S, Yamanaka K, Abe Y, Yasui M, Misawa H
外部リンク Dissociation of blood-brain barrier disruption and disease manifestation in an aquaporin-4-deficient mouse model of amyotrophic lateral sclerosis.
Neuroscience Research in press, 2017.

Open Access
Yamasaki T, Deki-Arima N, Kaneko A, Miyamura N, Iwatsuki M, Matsuoka M, Fujimori-Tonou N, Okamoto-Uchida Y, Hirayama J, Marth JD, Yamanashi Y, Kawasaki H, Yamanaka K, Penninger JM, Shibata S, Nishina H
外部リンク Age-dependent motor dysfunction due to neuron-specific disruption of stress-activated protein kinase MKK7.
Scientific Reports 7: 7348, 2017.

2018/1/11

研究成果を Journal of Neurochemistry 誌上において発表しました。

研究紹介(CysC)

孤発性ALSに特徴的な封入体であるBunina小体の主要な構成タンパク質、シスタチンCに関して、私達は以前に神経細胞保護作用があることを報告しました(Watanabe et al. Cell Death Dis, 2014)。 そこで、本研究においてシスタチンCを発症後早期のALSモデルマウスの脳室内慢性投与したところ、シスタチンCの投与によりALSモデルマウスの生存期間が9.6日(全生存期間の6.48%)延長し、脊髄の神経細胞で異常タンパク質の減少を認めました。 これらの結果から、シスタチンCが将来のALS治療候補として有望であると期待されます。

Open Access
Watanabe S, Komine O, Fumito E, Wakasugi K, Yamanaka K
外部リンク Intracerebroventricular administration of Cystatin C ameliorates disease in SOD1-linked amyotrophic lateral sclerosis mice.
Journal of Neurochemistry in press.

2017/11/22

以下の学会およびシンポジウムにおいて、山中教授が研究発表を行いました。

2017/11/17

西野君が、名古屋大学 医学部 学生優秀研究賞 を受賞しました。

西野君受賞写真

2017/11/9

名古屋市立大学(築地仁美 講師・服部光治 教授)との共同研究成果を Scientific Reports 誌上において発表しました。

本研究では、記憶の保持に重要な海馬において "抑制性介在ニューロン" という、別のニューロンの興奮を抑える働きをもつ神経細胞が、加齢に伴って死んでいくことを発見しました。 また、認知症のひとつである前頭側頭葉変性症(FTLD)のモデルマウスの脳では、この抑制性介在ニューロンの細胞死が加速していました。 本研究で明らかとなった抑制性ニューロン死を防ぐことによって、認知症や神経変性疾患の治療につながることが期待されます。

Open Access
Tsuiji H, Inoue I, Takeuchi M, Furuya A, Yamakage Y, Watanabe S, Koike M, Hattori M, Yamanaka K
外部リンク TDP-43 accelerates age-dependent degeneration of interneurons.
Scientific Reports 7: 14972, 2017.

PDFファイル 名古屋大学によるプレスリリース

2017/10/23

環境医学研究所 市民公開講座 2017「神経難病の克服に向けて」を当研究室が担当して開催しました。

当日は台風の接近に伴う悪天候のなか、多数の御来場を頂きました。
講師の先生方には、それぞれ神経難病の治療やケアに関する最新の情報を講演頂き、大変意義深い公開講座になったと思います。
講師の先生方はもちろん、御来場頂いた皆様に心より感謝申し上げます。

講師陣 パネルディスカッション 山中教授・講演

【1枚目】講師の先生方。左手より饗場先生(東名古屋病院)、小久保先生(三重大学)、岡野先生(慶応大学)、山中所長(名古屋大学)
【2枚目】聴衆とのパネルディスカッションの様子
【3枚目】山中所長による講演の様子

2017/10/13

西野君が 第10回 基礎医学セミナー (3年次編入生) 発表会にて、研究発表を行いました。

2017/10/2

本年度の基礎医学セミナー生として、稲見君と木道君が メンバー に加わりました。

2017/9/22

外部リンク 環境医学研究所 市民公開講座 2017 を当研究室が担当して開催します。

2017公開講座 講師陣

PDFファイル 環境医学研究所 市民公開講座 2017 「神経難病の克服に向けて」
日時: 10月21日(土) 13:00〜16:30
場所: 名古屋大学 東山キャンパス 野依記念学術交流館
講師: 山中宏二(環境医学研究所 教授)、岡野栄之(慶応義塾大学 教授)、小久保康昌(三重大学大学院 招聘教授)、饗場郁子(国立病院機構東名古屋病院 神経内科 リハビリテーション部長)

外部リンク 第58回 日本神経学会学術大会 (9/16-21, 京都国際会館, 第23回 世界神経学会議と合同開催)にて、山中教授・遠藤助教・西野君が研究発表を行いました。

2017/7/26

外部リンク 第40回 日本神経科学大会 (7/20-22, 幕張メッセ)が開催され、小峯助教・遠藤助教・渡邊助教が研究発表を行いました。

2017/6/1

技術補佐員として、新しく松岡さんがメンバーに加わりました。

2017/4/27

2017年度 科学研究費助成事業(科研費)が、以下の通りに採択されました。

小峯: 若手研究B(新規)
渡邊: 若手研究A(新規)

山中: 新学術領域研究(グリアアセンブリ) (継続)
山中: 基盤研究B (継続)
遠藤: 基盤研究C (継続)

2017/4/27

新年度を迎え、研究室のメンバーの一覧を更新しました。